犬を迎えたいと思う気持ちの背景には、「癒されたい」「人生のパートナーが欲しい」「かわいいから」といった感情だけでなく、暮らしに安らぎや喜びを求める思い、そして動物好きという根本的な理由もあります。
さらに犬との生活は、自然と体を動かす機会を増やし、人とのつながりを広げるきっかけにもなります。
その結果、飼い主の心身の健康や幸福感(ウェルビーイング)を高めてくれるのです。
そこで今回は初心者でも飼いやすい人気の小型犬をご紹介します!
初心者向け「人気の飼いやすい小型犬」とは
小型犬は、都市部の住環境でも飼いやすく、体が小さいため扱いやすい点が魅力です。
中型・大型犬に比べて運動量や経済的負担が少ない一方、犬種や個体によって性格や行動に差が大きく、注意が必要です。
ここでは犬を飼うのが初めての方に、人気の小型犬の性格の傾向や運動量などをご紹介。
ぜひ自分の生活環境にあった小型犬を探しましょう!
性格
賢く、活発な犬種から、警戒心が強く神経質な犬種まで、犬の性格はさまざま。
お子様のいる家庭では、人懐っこく、友好的な性格の犬がおすすめ。
スキンシップなどのコミュニケーションが大好きな、穏やかな性格の犬種が良いでしょう。
手入れ
ペット犬初心者であれば、抜け毛が少ない・トリミングの必要がない・体臭が少ないなど、比較的に手入れが楽な犬種を選びましょう。
運動量
小型犬は、散歩や運動の負担が比較的少ないとされています。
また力も弱いため、事故やトラブルのリスクも少ないです。
しつけ
可愛さゆえに甘やかすと、わがままや問題行動につながります。
子犬期からしっかりとしたしつけ・社会化が大切。
不安がある場合は専門家に相談してみるのも◎
飼いやすい人気の小型犬5選

ここでは、
- お手入れがしやすい
- 人懐っこく、友好的
- 基本的なしつけがしやすい
- 運動量が比較的少ない
そんな人気の小型犬をご紹介!
チワワ

チワワは世界最小とも言われる小さな体。
体重は3キロ以下で、小型犬の中でもとても小さな犬です。
動きはとても機敏で、勇敢で負けん気の強さもあります。
初対面の人には警戒心が強いですが、飼い主に対しては愛情深く、忠誠を尽くすタイプ。
そのため、とてもさみしがり屋なので、長時間のお留守番はストレスになることも…
トイプードル

トイプードルはとてもフレンドリーで明るい性格をしています。
初対面の人や小さな子供、他の犬にも友好的で、誰とでもすぐに仲良くなれる子が多いです。
小さな体とは裏腹に、とてもアクティブで遊ぶことが大好き!
また知能が高く、しつけがしやすいので非常に飼いやすいとされています。
パグ

パグは飼い主と遊ぶことが大好きな明るい性格。
愛情が深く、甘えん坊なので、とてもさみしがり屋。
長時間のお留守番はストレスになってしまいます。
また食いしん坊で太りやすいので、軽めの散歩を1日2回程度行うようにしましょう。
ミニチュアダックス

ミニチュアダックスは活発で遊ぶことが大好きな犬です。
毛質の違いによって性格の傾向が変わるため、種類ごとにお手入れ方法も異なります。
順応性が高く、しつけは比較的しやすい犬種です。
ただし、小型犬の中では運動量が多いので、子犬のうちからしっかり体を鍛えてあげることが大切です。
パピヨン

パピヨンは人懐っこく、甘えん坊な性格で、飼い主とのスキンシップをとても喜びます。
また、好奇心旺盛で活発なので、散歩や遊びを通じて一緒に楽しめます。
ただし、神経質な一面もあるため、強く叱りすぎないよう注意が必要です。
賢く友好的な性格を持っているので、一人暮らしの方や犬を初めて飼う方、小さなお子様がいる家庭にも向いている犬種です。
犬の選び方・注意点

犬との幸せな生活を送るには、犬種の特性や健康状態を理解し、ライフスタイルに合った犬を選ぶことが大切です。
適切な環境づくりと健康管理、そしてトレーニングを心がければ、問題行動や病気を防ぎ、より快適に暮らせます。
また、費用や時間の負担、家族・近隣への配慮を事前に考え、信頼できる購入先を選ぶことで、犬の一生に責任を持ち、良好な関係を築けます。
生活環境の確認
犬を飼うために生活環境の確認は非常に重要です。
- 近くに散歩ができる場所はあるか
- 犬と触れ合う時間がとれるか
- 餌やトリミング、医療費などがかかるため経済的余裕があるか
- アレルギーがないか
将来のライフステージの変化に対応できるかも含め、しっかり検討して飼いましょう。
提供元の確認
提供元(ブリーダーや販売元)の信頼性を必ず確認しましょう。
- 健康証明書
- 飼育環境
- 親犬の情報
- 契約内容の詳細確認
- アフターサポートの有無
信頼できる提供元から購入することで、将来の飼育におけるリスクを減らせます。
健康状態の確認
動物は言葉で不調を伝えられないため、日々の細やかな観察や定期的な健康診断が重要です。
病気を早期発見したり予防することで、治療費の抑制にも繋がります。
また購入時には、
- 親犬や兄弟犬の健康状態
- 環境の清潔さ
- 健康診断の有無
など、健康状態の把握と確認を必ずしましょう。
性格の見極め
犬の性格を見極めるには、犬種や性別による一般的な傾向を理解したうえで、個体ごとの行動を観察することが大切です。
子犬を抱っこしたときの反応や、撫でられたときの様子、物音への敏感さ、アイコンタクトの有無などを確認し、人や環境への適応力を見ていきましょう。
さらに、信頼できるブリーダーから迎えることで、親犬の性格や育った環境が子犬に与える影響も把握できます。
まとめ

犬は暮らしに癒しや楽しさをもたらしてくれる存在です。
ただし、犬種や性格の違いを理解し、自分の生活に合ったパートナーを選ぶことが大切です。
無理のない関わり方を見つけられれば、飼い主も犬も安心して、幸せな時間を一緒に過ごしていけるでしょう。
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